突然のコロナ危機に対して、政府とコロナ対策専門家チームはよくやっていると思う。現在の感染死者数の低さが
その優秀さを物語っている。また、細々あっても各知事たちが上手く対処できているのも政府と専門家チームの方針を軸に
対応しているからに他ならない。
世界のコロナ感染死者の数字を見れば、日本の専門家チームの優秀さは一目瞭然だ。アメリカは約8万人、
イギリスは約3万人、 イタリアも約3万人等々だ。世界全体では28万人を突破した。それに比べ、日本には
PCR検査キットが十分でないにも係わらず僅か650人ほどだ。PCR検査キットが少ないのは、近年、感染症との
本土決戦を経験したことがないためで、我々国民が平和ボケに陥っていたからだ。国民の反省点だ。
片や、何の責任も権限もない左派野党やマスコミ、それに一夜漬けの知識しか持たないワイドショーのコメンテーターや
タレントたちが、したり顔でTVやラジオを通して政府や専門家チームを批判するのは、滑稽以外の何物でもない。
そんな彼らに扇動されて、受け売りで、にわか評論家となって安易にSNSを使い、これまた政府や専門家チームを
批判している輩が多々いる。救いようのない平和ボケだ。コロナ危機の原因は、政府や専門家チームではなく、
コロナウィルスだ。無責任なマスコミやネットに踊らされるのではなく、自分の頭で考え欲しい。
また、消費税の10%ごときに目くじらを立てて騒ぐくせに、コロナ危機に際しては、カネをくれ、と政府に泣き付く。
虫が良すぎる。恥ずかしくないのか。せめて、支援金の代償として、今後、消費税20%払うので、この度の穴埋めに充当して
欲しいぐらいのことを云う気骨が欲しい。
幸いなことに、日本は赤字国債が発行できる国だから国民にカネを
配ることができるのだ。大平正芳に感謝しろと云いたい。しかし、国債発行も一線を越えると、電気や鉄道などの
国内の主要インフラが外国資本に買われてしまうと云う最悪の結末を招くので要注意だ。国家のカネは無尽蔵ではない
ことを政治家やコメンテーターは知るべきだ。
そして、これを機に消費税を25%に上げ、10年後に襲ってくるであろう未知のウィルスに対して、医療の充実を
図っておくべきだ。安易な国民のご機嫌取りは止め、これくらいのことを主張する勇気(骨)のある人間が出てきてい欲しものだ。
今や、世界はコロナ対策を理由に国家が国民行動の監視を強めている。中国や韓国等々のアジア諸国、ロシアを
含む旧東欧諸国、 それにアフリカや南米や中東諸国等々の約40か国に上る。さらに、時限立法とは言え、
イギリスやフランスも、だ。それに比べ、日本は強制力のない自粛で対応できている素晴らしい国だ。自粛だけで、
第2波第3波までも抑え込みたいものだ。