ワクチン接種は遅々として進んでいない。これが進まない限り、今後数年間は第10波、第20波と同じことの繰り返しだ。 現時点の世界のワクチン接種率を見ると、イスラエル60%、イギリス50%、アメリカ35%、フランス15%だ。イスラエルと イギリスはワクチン効果で急速に日常が戻りつつある。それにアメリカが続く。それに対し、我が日本は僅か1%未満だ。 発展途上国並み、国家存続の危機にある。
それなのに、相も変わらず日本医師会と知事たちは「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」と云う一時しのぎだけで、 経済活動ばかりを抑え込もうとしている。短期戦なら、それも良しだが、 長期戦が確実視されるコロナとの戦いでは、経済活動ばかりを抑え込んでいては、経済や医療の崩壊だけでなく、 国そのものが崩壊する。そして、国民のメンタルもだ。この体たらくだと、コロナ後、日本はアジアの最貧国に陥るだろう。
そんな中にあって、唯一政府だけが、何とか経済も動かそうとする真っ当な、且つ、現実的な動きが見て取れる。 ところが、また、ここで足を引っ張るのが庶民の味方ぶったマスコミと野党だ。最低だ。
今、大切なことは、日本医師会は政府と共に国産ワクチン開発に全力を集中すべきだ。同時に、 政府はあらゆる手段を講じ、ワクチン入手に力を入れるべきだ。売ってくれない西側のワクチンに拘らず、臨機応変にロシアとも ワクチン交渉を始めるべきだ。国家の存続を最優先すべきだ。そして、我々国民は「平和ボケ」から脱却し、勇気を持つことだ。 副反応ごときで騒ぐべきではない。