2015年からロタDLNR(国土天然資源局:Department of Lands & Natural Resources)の局長を努めている。 ロタ島とグアム島で大きな力を持つカルボ・ファミリー(一族)の一員。1994年からロタブルートライアスロンの時は ランコースの5q折り返し地点であるガガニフルールファームのエイドをファミリーで受け持ってくれていた。 ジェリー・カルボの甥っ子。因みに、ガガニフルーツファームはカルボ・ファミリーの持ち物だ。
2017年から「ロタ・コーヒー・プロジェクト」を現地政府と一緒に進めるに当たって、アタリック市長からその担当部署に DLNRが任命された。それが縁で局長であったデヴィットと急激に親しくなった。しかし、デヴィットはずっと前から トライアスロン大会のボランティアを通して大西やKFCのことを知っていた。
2018年6月、DLNRのスタッフ達がサバナ山で野生のコーヒー捜索中にアスアコド地区にある未踏のジャングルでコーヒー自生地を発見した。 大西の直感頼りの、最初から半信半疑での 捜索だったので、発見した時に一番びっくりしたのはデヴィット自身だ。その発見を非常に興奮して連絡してきた。
その後に分かったことだが、それは約100年前に日本人が植えたコーヒー農園の跡だった。そして、何と、このコーヒー自生地を含むこの辺り一帯の 土地所有者は彼の奥さんだった。夫であるデヴィットもこれまで訪れたことがなかったのだ。伝承では、この辺りには水場があって、戦前は日本人集落があったと云う。