南仏プロヴァンス--小さな村と〜モン・バントゥーの10日間
欧州自転車ツーリング第3弾はツール・ド・フランス(7月)が始まる直前(6月)にモン・ヴァントゥを 上ろうというものです。
世界遺産の町アヴィニョン近郊のリル・シュル・ラ・ソルグ村とモン・ヴァントゥ山麓のヴェゾン・ラ・ロメーヌ村の2か所を起点に 田園地帯をツーリング(サポートカー付き)したり、プロバンスの巨人と畏怖されるモン・ヴァントゥに アタックしたりします。
ツアー行程は以下です。
6月3日昼前に成田空港発をKMLオランダ航空で発ちます。アムステルダム空港でトランジットして、
エアーフランス航空に乗り換えます。時差があるので、同日夜にプロヴァンスマルセイユ空港へ到着します。
参加者は、KFCトライアスロンクラブNO.2の原広司さん、NO.3の市川幸次さん、KFCメンバーで映像スペシャリスト中屋重男さん、前回も参加の坂村哲也さん、 ロタ大会やテニアン大会のリピーターである岩崎一英さん、芳川幸子さん、島田弘さんの3名、そして、大西喜代一の計8名です。
3日の夜遅くに南仏プロバンスのリル・シュル・ラ・ソルグという小さな村に到着しました。 この村は村全体を 澄み切った水が滔々と流れている運河に囲まれた美しい村です。前半の4泊はこの村の ホテル「レ・ネボン」にステイし、毎日あちこち近郊をツーリングします。
この日、フランス北部のパリは大雨でセーヌ川が氾濫してたいへんなことになっているというニュースが入ってきますが、 ここ南部のプロバンス地方は晴天に恵まれ、暑い気候です。でも、湿気はありません。それに日没は午後9時半頃 です。自転車ツーリングには最高の条件です。
昨夜、マルセイユ空港到着後、ちょっとトラブルが発生しました。我々8名の自転車がプロヴァンスマルセイユ空港へ 届かなかったのです。トランジットしたアムステルダム空港に残っているということです。
原因は貨物スペースの 関係で8個のバイクが搭載できなかったです。 いわゆる、積み残しです。旅にはトラブルは付き物ですが、空港到着早々とは・・ 前回の件(自転車2台が盗難)ことがあるので、嫌な予感。
第1日目はそんな事情で急きょツーリングはやめて、今日1日は運河の美しいソルグ村を散策することにしました。 そして、スーパーマーケットで食料を買ってきて、運河の流れるホテルの裏庭で 2〜3時間をかけて、 わいわい言いながら ランチ兼ディナーを食べました。
やはりここにくればフランスパン、チーズ、ワインは外せません。 もちろん、 肉も野菜もフルーツも買ってきました。日本では決して味わえない超の付くほど贅沢な時間、のんびり過ごしました。
そうこうしている内に自転車がホテルに届けられました。やれやれです。これで明日から自転車に乗れます。 これも偏にへ 石井さんがKLM航空へ何度も電話して、プレッシャーをかけてくれたお陰です。こちらは英語では なくフランス語を自由に 操れなくてはお話になりません。
因みに、石井さんは大西の友人で、2014年に続き、滞在中の世話を お願いしている現地マルセイユツアーズのオーナーです。
現地滞在第2日目、昨夕に自転車が届いたので、いよいよツーリングの開始です。
朝6時から自転車を組み立てて、7時半頃から朝食、9時に出発です。因みに、朝食はどこのホテルも毎日同じ メニューです。コーヒー、ジュース、ミルク、紅茶、パン(クロワッサンなど5種類ほど)、5種類ほどのチーズ、 ゆで卵、ハム、ジャム、リンゴの擦ったもの、ヨーグルト、ドライフルーツ等々を食べ放題で頂くというスタイルです。
この日は、昨日走行予定のコース26qと本日走行予定の52qの 全行程80kmほどをツーリングすることにしました。 午前中に26q、その後、ランチ、そして、午後に50qです。 日照時間が午後9時半と長いので問題なしです。
ただ問題は町の自転車屋でビンディングが手に入るかどうかです。と言うのは、 メンバーのひとり中屋さんの バイクケースが段ボール箱だったため、破損して、中に入れていたヘルメットやビンディングが 外へ転げ出て しまったのです。
ところが、町の自転車屋は開店時間が遅いので、午前中、中屋さんは伴走車でカメラマンです。 そして、昼にいったんホテルに戻って、自転車へ。結局、 運よく購入することができ、めでたし、めでたし。
午前中は湧き水で有名なフォンテーヌ・ド・ヴィクリューズ村という観光地へ行きました。ここは水源地としても フランスで1〜2を争う 豊かな水量を誇っています。
そして、午後は山の上にある城塞都市ゴルダと世界で最も 美しい村と言われているルシヨンへ行きました。 ちょっとした上り坂が午前中に1本、午後に2本ありました。
因みに、ゴルダは来月のツールが通ることに決まっています。一足先に走ってきました。天候に関しては、 日差しは強いですが、湿気が少なく、さわやかでツーリングには最高の季節です。
現地滞在第3日目の昨日は、午前中、フラットな田舎道を約27kmツーリングをしました。
普通の観光客なら 決して走る ことのないような道も走りました。ここ南仏プロヴァンスの原風景のような所です。
新緑の綺麗なぶどう畑、白い小麦畑、花が咲く前のひまわり畑、紫の花が咲きかけのラベンダー畑等々、どれもこれも 皆広大な面積の畑です。さすが農業国フランスです。
10qほど走った所に小さな町がありました。急ぐことはないので、町の中心地のロータリーに面したカフェで お茶をする ことにしました。もちろん、オープンカフェです。
9人ばらばらにオーダーしたのに若いウェイトレスが 全部聞き取って、我々それぞれの目の前に間違わずに持ってきました。何気ないが、すごいことです。 大西には不可能です。因みに、他の店でも同じようなことがありました。何かフランス独特の記憶術があるのかも・・・。
午後からは自転車を置いて、9人乗りワゴン車で世界遺産の町アヴィニョンへ出かけました。所要時間1時間ほど、 普通の観光です。有名な童謡「アヴィニョンの橋の上で」に出てくる橋を見学しました。アヴィニョンの街歩きは午後6時頃に終わりました。
その時、石井さんが 「近くにゴッホが「アルルの跳ね橋」 を描いた現場があるよ、まだまだ明るいし、行きますか?」と。絵画好きの 坂村君が反応して行くことに。 我々KFCにはよくある予定外の行動です。
アルルの町に向かいました。それは郊外にあり、午後7時過ぎということもあり、観光客は我々だけでした。 そして、そこは田園風景の中にそれがあるだけの質素なものでした。ありがちな土産物屋などもありません。 でも、我々にはあのゴッホの足跡のちょっとを辿れただけでも十分満足でした。
その後、夕食をアルルの街中で食べようと云うことになり、10分ほど車を走らせました。せっかくだから ということで、 ゴッホの有名な絵画「夜のカフェテリア」のよく見える向かいのオープンレストランで食事を することにしました。
そして、8時頃に席について、9時を過ぎて、暗くなり始めると、そのカフェはまるでゴッホの絵画の ような 雰囲気になってきました。そして、帰途につく頃には、午前中のツーリングが遥か遠い出来事のように 思われました。まさか自分がゴッホの足跡に直に触れるなんて!思いがけず貴重な経験ができた1日でした。
現地滞在第4日目、リル・シュル・ラ・ソルグにある前半滞在のホテル「レ・ネボン」からモン・ヴァントゥの 麓の村ヴェゾン・ラ・ロマーニにある後半滞在するホテル「ル・ロジ・ドゥ・シャトー」への移動日です。 移動距離は50qほどです。
ヴェゾン村のホテルは2年前の欧州ツーリング時にも泊まっており、 皆に好評だったのでこの度も泊まることにしたものです。 因みに、この小さな村はローマ時代の遺跡が数多く残り、欧州では高級リゾート地として知れ渡っています。
この村にあるホテルが正午から4時までスタッフが皆不在という、日本では考えられないようなゆる〜い ホテルなんです。だから、 遅めの11時出発にしました。出発時間までは街を散策するもの、洗濯するもの等々 思い思いに過ごしました。
因みに、後半滞在のホテルは、今年もツール・ド・フランス出場のチームやスタッフが泊まる予定になって いるとのことです。きっと第14日目のツールがモン・ヴァントゥへやってきた時でしょう。環境がよく、 街を見下ろす高台にあります。
欧州の自転車乗りにはあこがれのホテルです。そして、6月のベストシーズンは常に 満室と 聞いています。といっても、50部屋規模の小さなホテルなんですが、モン・ヴァントゥの山麓界隈では 最大のホテルということです。
この日の移動ルートはほとんどが広大なぶどう畑の中を走ります。大きなアップダウンはありません。 途中の小さな村のレストランでランチを摂ったり、 気の向くまま道路脇のワイナリーに立ち寄って、試飲したり、 ワインを購入しりしました。それでも午後4時頃にヴェゾン村hのホテル「ル・ロジ・ドゥ・シャトー」に到着しました。
5時頃からヴェゾン村を散策しました。ローマ時代の遺跡の残る石造りの街です。2年前と何ら変わっていません。 この街を流れる 川の石橋から遥か向こうにモン・ヴァントゥが見えます。山頂が白く、巨大なテレビ塔がそびえて いるので、すぐに分かります。
いよいよ明日はあの山頂へ上ります。
現地滞在第5日目、いよいよモン・ヴァントゥ・アタックの日です。天気は快晴!午前9時にホテルを 出発しました。
前回の轍を踏まぬように水はボトル2本、携帯食に ドライフルーツ(プルーンとナツメヤシと塩飴) と虎屋の羊羹(吉川さん持参)を一切れ準備しました。因みに、前回は水不足で脱水気味に陥りました。
まずはヴェゾン・ラ・ロメーニ村から20q先にあるべドアン(BEDOIN)村を目指します。そこはモン・ヴァントゥ・アタック前線基地 として有名な村です。そこへの道すがらたくさんの 自転車乗りに出会います。ヨーロッパ中からモン・ヴァントゥ を上りに来ている自転車乗りです。
我々のようにチームで来ている人たちもいれば、個人で来ている人も、また、国籍もフランス、ドイツ、 オランダ、スペイン等々、 いろいろです。ただ目的や価値観が同じなので仲間意識があり、挨拶だけでなく、 言葉を交わすことも多々あります。
べドアン(BEDOIN)村で最終のトイレや身支度をして、10時45分に出発しました。トイレはべドアン村から15km先の ホテル兼レストラン“Le Chalet Reynard(シャレ・レナード)” までありません。 前回はチームがばらばらになってしまったので、今回は「シャレ・レナード」で一度集まることに しました。 因みに、頂上までは21qです。
また、この「シャレ・レナード」の前の広場は、急きょ、今年のツール第14日目のゴール地点になりました。理由は、強風で モン・ヴァントゥ山頂まで行けなかったからです。そして、あのツールの王者フルームが自転車を放って走ったのは、 まさにこの場所の手前の坂道です。
べドアン村から2〜3kmはぶどう畑の中を進み、15q地点のレストランまでは樹林帯を行きます。そして、 そこから山頂までは樹木が全くない白い岩肌です。 皆、思い思いのペースで行きます。伴走のワゴン車は 最後尾についてもらうことにしました。
島田さんは2人の外人の後について、すぐに前方に消えていきました。快調です。原さんと市川さんと 大西の3人は スペインから来た大集団の後ろについて行くことにしました。最初は彼らの前へ出ようかとも 考えたのですが、 後でパスされたらかっこ悪いし・・。
このように自転車乗りは自分だけのくだらない 小さな世界を持って乗っているのです。
スタート3q地点から11〜12%の勾配が延々と続きましす。 脚を休ませる所が全くありません。小1時間ほどして 市川さんが下がりました。大西は1時間半頃に空腹を覚えたので、すぐに自転車を止め、携帯食を食べました。 油断禁物。この時点で水はボトル1本半を消費。
直後、パワー回復して、前を追います。しばらくして ペースメーカーのスペイン軍団が止まっていたのでパス。 ホテルレストランが見えた辺りで原さんの背中を捉えました。 大西は喉か乾いていたので、自転車を置くと同時に、コーラを2本買って、一気飲みしました。美味い!炭酸で喉が痛い!!
ここまでの所要時間は島田さんが約1時間40分、原さんと大西は約2時間を要しました。その約30分後に 市川さんが到着しました。現役の強者坂村さんと岩崎さんは 芳川さん(女性)と中屋さん(初心者)を カバーしているので、その後10分ほどしてに到着しました。そして、全員が揃って小休止してから再度山頂を目指し、 出発しました。
残り6q、前回の記憶では勾配は緩いと思っていたのですが、キツイ。皆に「この先イージー」と伝えてい たので、後でブーイングを浴びるはめに。 そして、やっとテレビ塔がそびえる山頂(標高1912m)に到着しました。
そこは自転車乗りでいっぱいでした。いくら晴れて天気が良いとは言え、バイクジャージ姿には寒いので、 長居はできません。皆が揃った時点で、集合写真、そして、 反対側の道を下山して、ヴェゾン村のホテルへ。 そして、ホテルのプールでクールダウン。最高に贅沢なひと時です。
現地滞在6日目、快晴、天気に関しては本当にラッキーです。この日は昨日頑張って、脚に疲労の残っている人は 自転車ではなく、伴走車に乗って、サポート(観光気分)に当たることになった。
この日は前日の反対ルートからのアタックであす。昨日はべドアン→モン・ヴァントゥ山頂→マロセーヌだった ので、 この日はマロセーヌから上ります。
そして、自転車に乗るのは脚に余裕のある坂村さん、島田さん、岩崎さん、市川さんの4人で、原さん、 中屋さん、吉川さん(女性)、大西は伴走車です。
午前8時に朝食を摂って、9時にヴェゾン村のホテルを出発しました。太陽がまぶしい! この日の前線基地 マロセーヌへの道すがらも欧州中からやってきている大勢の自転車乗りに出会いました。でも、東洋人は我々だけです。
マロセーヌからのアタックはべドアンより道幅が広く、視界が開けた道路環境です。10qほど上った所から 道幅が狭くなり、傾斜も きつくなってきます。道端には黄色と白色の道路番号と標高を示す道標があります。
因みに山頂の標高は1912mです。かつては、 1911mだったのですが、最近訂正されたということです。
山頂手前6qあたりから勾配がきつくなります。市川さんはそのあたりでギブアップ、伴走車に回収されました。 しかし、坂村さんを先頭に島田、岩崎さんの3人は快調に上っていきます。
お昼頃全員が山頂にたどり着きました。この日も山頂では様々な国から来た自転車乗り同士が気軽に 言葉を掛け合って、 上ってきたことを称え合っています。特に、東洋人は珍しい様子で人気です。
中でも、市川さんは小柄で、風貌が南米コロンビア人の強豪キンタナに似ているということで、注目の的。 欧州自転車乗りから握手攻めにあっていました。そこで即キンタナになりきれる市川さんはどこへ行っても、 やっぱり変な奴です。
天気が良いとは言え、山頂は寒いので長居をせずに反対側の道をべドアン村を目指して、下山開始。途中、 約6q下ったところにあるレストラン「シャレ・レナード」でランチにしました。
前日に途中集合したホテル兼レストランです。 山頂と比べると暖かく、気持ちがいい。 メニューはハンバーガーにしました。パテはボリュームのあるステーキの ような肉で、突合せは肉厚の手作りほこほこフレンチプライです。 美味かったが量が多く食べ切れなかった。
このあと、下り得意の岩崎さんが動画を撮りながら気持ちよさそうに高速でべドアンまで下りました。 因みに、この動画は巻末に公開しています。
現地滞在7日目、この日は欧州自転車ツーリング2016最後の日です。
10日間の日程を組んだのですが、 乗り継ぎ地のアムステルダム空港での待ち時間 や行き帰りをの時間等々を考慮すると、現地で自由に動けるのは 7日間ほどになってしまいます。やはり欧州は遠い!!
この日の朝はゆっくりです。8時にホテルのテラスで軽い朝食。田舎の澄み切った空気、ちょっとまぶしい朝日、 眼下にはヴェゾン・ラ・ロマーニ村、対面の丘の上には古城、食事が美味しい、これぞ極上のロケーションです。
朝食後、10時にツーリングスタートです。 この日はぶどう畑の中の50qというイージーに組みました。目的は前回にたまたま立ち寄り、気に入ってしまった レストランでランチを食べることです。
それは 広大なぶどう畑の中にポツンとある小さな村にあります。前回、 何の情報もなしにツーリング中にそこへ立ち寄った所、ラッキーにも大当たりだった のです。ローカルに人気の 店らしく、昼前から2時過ぎまで、地元の人たちで満席状態が続くそうです。
途中、時間調整で、小さな村でストップし、石造りの街歩きを楽しみました。名もない村ですが、 ”世界で最も美しい村”に指定されても 当然のような村です。この辺りにはこんな村がゴロゴロあります。
12時に目的のレストランに到着。シンプルですが、本物のフランス料理のコースです。日本では、 能書きばかりで、決して味わうことのない味です。
まず自家製のワイン飲み放題で、ビュフェスタイルの前菜から 始まって、メイン料理、続いて、チーズの盛り合わせ、そして、デザートです。最後は定番のエスプレッソです。 こちらで飲むエスプレッソは美味い! 因みに、大西はメイン料理に牛タンの煮込みステーキを選択しました。 ボリューム満点で、腹いっぱい!値段はランチ値段で、コース料理なのに14ユーロです。
ゆっくり食べて、2時に出発し、4時にホテルに到着。その後、6時までの2時間、ワゴン車でお土産等々の買い物に 行くことにしました。
モン・ヴァントゥ・アタック最前線基地のひとつであるマロセーヌ村にはバイクショップが たくさんあるので、 そこへ行って、バイクグッズを購入しました。その後、お洒落なワイナリーへ行って、試飲を 楽しみながら、皆思い思いに好きなワインを購入しました。全てが地元産のワインで、日本では見ることができません。 おもしろいのはワインラベルにす。モン・ヴァントゥのイラストもありました。
この日の夕食は皆で食べる今回のツーリング最後の晩餐です。ホテルから徒歩で10分くらいのレストランへ 行きました。
ここは街を 見下ろす高台にあり、石造りの古城をそのまま利用しているようなレストランです。 外からでは、レストランとは思えません。石井さんが見つけてくれました。空気が気持ちいいので、 オープンエアーの中庭テーブルで食べることにしました。
前菜、メイン、デザートのコースです。大西はメインにカモ肉のロースト焼きを選択しました。 香ばしくて美味かったです。あっという間に楽しい時は過ぎ去ってしまいました。
この時、石井さんからの我々全員に モンバントゥフィニシャー「ventoux finisher」と印字してあるサイクルキャップをプレゼントされました。 サプライズプレゼントです。因みに、モンとは山「Mt.」のことです。
翌朝の9時半にはマルセイユ・プロバンス空港から帰途につきます。滞在中ずっと良い天気で、けが人や 病人も出ず、楽しい旅になりました。 これも偏に、友人でもあり、現地マルセイユツアーの石井さんがコースや ホテル界隈の下見にしっかり時間をかけたて調べてくれたお陰です。
いくらお金をかけても体験できるという旅では ありませんでした。人生の宝物がひとつ増えました。感謝です。
マルセイユ・ツアーズ
写真・動画提供:石井由美、原広司、中屋重男、岩崎一英、島田弘