
北マリアナ諸島の「リタイアメント・ビザ」取得方法
![]() 大きな改訂点は、それまで必要投資額15万j以上であったところが、10万j以上に、または、7万5千j以上に軽減されたことである。この軽減額は非常に大きい。 これを利用すれば、ビジネス・ビザなど他のビザをを取得して移住するのと比べ、かなり容易に移り住むことができる。 ![]() @55歳以上で年金受給者であること、 A北マリアナ住居に対して一定額以上の投資をすること。 一定額以上とは、サイパン島の場合は、10万j以上の投資をすること。すなわち、10万j以上の家を購入・新築すればよい。(2006年6月以前の法令では、15万j以上の投資が必要であった。) ロタ&テニアン島の場合は、7万5千j以上の投資をすること。同じく、7万5千j以上の家を購入・新築すればよい。 また、サイパン、ロタ、テニアンで1ヶ月の賃料が1,500j以上の家・アパートを借りれば、2年間は上記の投資額を支払わずに住むことができる。 BCNMI(北マリアナ諸島)の衛生条件を満たしていること、これは具体的には、主にエイズやSARSなどの感染症に罹っていないこと。 CCNMIで、過去いかなる罪にも問われたことがないこと。 DCNMIでビジネスをしていないこと。 等々である。 詳細は「北マリアナ諸島法令15−16」をご覧下さい。 ![]() @飛行機で約3時間と日本に非常に近いこと。 A米ドル圏という世界の機軸通貨を使っているので、財産の保全が確実であること。 B日本に比べても治安が非常によいこと、また、衛生面もしっかりしている。 C日本ほど立派ではないが、病院施設も整っていること。 D生活習慣や価値観が米国スタイルであり、日本人にとっては違和感がないこと。 E美しい自然が残っている、特に、空気が澄んで綺麗ということは健康に取っては不可欠なこと、さらに、ロタ島の水は非常に良質で水道水=ミネラル・ウォーターでそのまま飲むことができる。 F最も大切なことは、現地の人たちの大部分が親日派で居心地のよい島であること、である。 すでに、このビザを利用して、退職後のセカンドライフを北マリアナで満喫していらっしゃる方々が数組います。このようにサイパン、ロタ、テニアンでセカンド・ライフを楽しむ人は今後益々増えてくると思われます。 ![]() @リタイヤメントビザ取得申請書(CNMIイミグレーション=出入国管理局で入手できる) A現地CNMIでの土地の借地契約額と建物の購入・建築額を証明するもの。 CNMI内の建物は買うことができるが、土地に関しては外国人が買うことはできない。よって、55年長期リース契約を結ぶことになる。そして、この建物の購入額と土地リース契約額の合計が条件を満たす額であれば良いということである。 B日本の警察発行の無犯罪証明書、当然、前科者は不可である。 C健康診断書(英文)、これは感染症の有無を調べるためのもの。 D年齢や国籍を証明する戸籍謄本など、 Eビザ申請費用として申請者本人1,000j、配偶者は500j、未成年の子供や身体障害者の子供なども500j、 等々である。 ![]() KFCを通してビザ申請を行う場合は、KFCサイパン・メンバーであるジェームス・サントスに現地の手続きを依頼するということになる。 彼は現在(2006年6月)北マリアナ諸島政府のコマース(商務省)の局長に就任している。 しかし、以前、出入国管理局の上級職員の職にあったため、ビザの知識や人脈を活かして、リタイヤメント・ビザや投資ビザなど、ビザ全般に関するコンサルタント業をおこなっている。彼なら書類審査からビザ発給まで、その手続きがどこよりもスムースにできる。 ジェームスに対するコンサルタント手数料に関しては、特別厄介な問題がなければ、1500jくらいと思うが、詳細は本人に確認すること。ジェームスの手数料は非常に安い上、条件さえ満たしていれば、100%取得できる。 KFCへの手数料は不要。 @リタイヤメントビザ取得申請用紙原本(ジェームスがタイプ打ちしたもの)を郵送してもらう。但し、ファックス・コピー物は不可。 Aジェームスから郵送してもらったリタイヤメントビザ取得申請用紙原本、戸籍謄本、住民票、パスポート(有効期限6ヶ月以上あるもの)を持って、警察署(鑑識課のあるところ)の鑑識課に行き、無犯罪歴証明書をもらう。 (注)行く前に警察署に電話して、必要書類、受付日、時間などを確認する。 ビザ取得申請用紙原本とパスポートは提示するだけで、これらは必ず返してもらうこと。戸籍抄本、住民票は提出する。 警察署鑑識課備付けの「ビザ発給のための無犯罪歴証明書」の申請用紙をその場で記入し、申請すること。その際、両手の指10本と掌全体の指紋を採られる。 通常2週間以内にできあがる。そして、必ず申請者本人が取りにいくこと。この時、封印された封筒に入れて渡されるので、絶対に開封してはいけない。このまま現地代理申請人ジェームスに渡すこと。 B健康診断書(英文のもの)1通。これは日本の病院で作ってもらうのだが、全て英文であること。且つ、担当医のサインとその病院の印鑑が必要。 通常の健康診断書+血液検査(HIVを含む)の記載があればよい。これは過去の持病の有無を問うものではなく、HIVやSARSなどの感染症を問うのもである。要は、これらの厄介な感染症を持っている人にはビザは発給されないということである。 C戸籍謄本(結婚・出生・国籍証明書の代用)1通、住民票1通を用意 D出入国管理局への申請費用 本人1000j、妻500j、未成年の子供や身体障害者の子供等々500jが必要。 最後に、@ABCDを申請代理人ジェームスに渡す。 ちなみに、このビザを取得すると、5年間の滞在とその期間中の出入国自由の権利が与えられる。更新は5年毎に行う。 ■住宅の購入については ![]() 北マリアナ諸島の土地については、外国人が購入することは法律で禁止されている。 その代わり、一般的に長期リースという方法でその権利のやり取りが行われている。この長期リース方法は土地の面積に限りのある島嶼国においては、世界的に広く採用されている。 北マリアナ諸島の場合は最長55年間リースが採用されている。 例えば、数多あるホテルも全てリース契約に基づいて建設されており、55年毎に契約更新をするのである。一般住宅の場合も同様である。 建物に関しては、新築することもできるし、購入することもできる。当然、所有権は購入者に帰属する。 これらの土地リース料と建物新築費との合計が10万j(サイパン)、または、7万5千j(ロタ・テニアン)あれば、リタイヤメントビザ所得の条件であるCNMIに不動産投資をしたことになり、その条件を満たすことになる。 土地については、その面積は同じでも購入(リース契約)する場所によって2〜3倍と大きくその価格は違ってくる。CNMIでは見晴らしの良い土地が最も価値が高いとされている。ちなみに、面積の単位は日本の坪単価の代わりに1平方メートル(SQM)に付きいくらという表示方法がなされる。 建物の新築費用については、一般的な2ベッドルーム(寝室2部屋、居間、キッチン、バス、トイレ、駐車場の面積130u)の建物で80,000j前後である。但し、使用する材料の質によって費用はその分違ってくる。また、着工から完成までには8ヶ月前後を要する。以上は、あくまで目安である。 ![]() 実際に自分単独で訪れて、数日間という短時間で、移住するかどうかの下調べをするのは非常に困難である。 そこで、真剣に、リタイヤメント・ビザを取得して、CNMIに住むことを検討されている方には、現地でジェームスに世話や案内を頼むことができる。 この時、ジェームスへの手数料は不要、しかし、航空券とホテルは各自で手配して下さい。また、ジェームスの仕事の都合もありますので、前もってKFCにご相談下さい。 ■お問合せ先、 ・KFCトライアスロンクラブの問合せはinfo@kfctriathlon.jp まで。 ・現地のジェームス・サントス(James A.Santos)へ直接尋ねる場合はこちら 但し、英文(英文半角)で
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