選挙の度、TVや新聞は投票率が低いことを悪いことのように口を揃えて言う。それは間違いだ。政治経済、国際情勢、 憲法改正等々に全く興味も知識もない人は投票に行かない方が良い。いや、行くべきではない。投票率のための投票はするものではない。 雰囲気や感覚だけでする投票は危険だ。国が間違った方向へ向かうことになる。かつての民主党の鳩山由紀夫に投票した人がこれに当たる。 投票率など何の意味もない。投票率が低いのは国民に不満がない証拠だ。日本は投票率が低くても平和で豊かだ。一方、投票率が高い国は、 得てして、国は乱れ、民は貧しいものだ。因みに、サイパンの投票率は常に90%を超えている。
■投票率に思うこと(2019/08/04)
■北のブレーン(2018/05/16)
金王朝3代目の金正恩は核開発やロケットの発射等々を繰り返し、米国を挑発し続けてきた。さらに、昨年11月29日にはICBMを発射し、 米国との緊張を一気に高めた。そして今、手の平を返したように核放棄を宣言し、米国との直接対話にこぎ着けた。 まさに「孫子の兵法」そのもののやり方だ。
昔から北は交渉上手だ。と云っても、北の将軍様に優秀なブレーンがいる訳ではない。また、諸葛孔明のような優れた軍師がいる訳 でもない。金日成の時代から約30年間に亘って北をウォッチし続けているが、北の交渉術は一貫して「孫子の兵法」を手本にしている。 この度の金正恩の行動、然りだ。
また、今月23日〜25日の間にプンゲリ核実験場を廃棄すると云という。そして、その様子を外国メディアに公開するという。しかし、 その外国メディに肝心の日本は含まれていない。中国、米国、韓国、ロシア、英国の5か国だ。これも「孫子の兵法」から学んだもので、 本心は日本への強烈なラブコールの表れだ。日本との直接対話を早く始めたがっている証だ。すなわち、日本からのカネを必要としている証拠だ。 現時点では日本は北の行動を静観していればよい。